嗜好文化~煙草、時々酒~
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煙管の最大の魅力のひとつに、副流煙が少ない事がある。
火皿に煙草を詰めて、火を点けて、吸う。
この時、副流煙が出るのは、火を点けた時、
火皿からはみ出している煙草の葉に火が点いた時だけ。

煙管は基本的に副流煙が出ない。
実際、わたしが部屋で友人と煙管を使って煙草を吸っているのと、
二人が紙巻煙草を吸っているのとでは、眼に沁みる具合が天と地の差。
紙巻煙草は、何処からでも酸素が入って燃えやすいのに対し、
煙管で吸う煙草は火皿に入っているので、吸った時にだけ酸素が入る。
つまり、紙巻煙草は火を点けたら常に煙を出し続けるのに対し、
煙管煙草は吸った時だけ煙が羅宇で冷やされ、吸口から紫煙として呑む事になる。

副流煙は本当に殆ど皆無なのだ。

「たばこ」=「紙巻煙草」と思うのが一般的だが、
実際「たばこ」を漢字にすると草冠に艮(わたしのパソコンでは出てこない(汗)と書くらしい。
この草冠に艮(たばこ)と読んで良いのは煙管用の刻みたばこと、パイプ用のたばこ葉だけという。

日本で一般的に「たばこ」と言われているものは「シガレット」。
嗜好品と言われながら、ニコチン摂取の為の大量生産&消費となり、
「ニコチン中毒」「癌の原因」と言われ、嫌煙ブームが日本中に広まっている。

しかしながら「癌の原因」と思われがちな煙草。
医学的根拠は「疫学(統計学)」のみで「実験医学」「予防医学」の分野では、
説明は一切出来ない。
数多くの科学者がネズミに煙草の煙を強制的に吸わせても、
煙草が癌の(病気の)原因であるという事を証明出来なかった。

どんな病気でも、可能性だけで、病気の原因だというのだろうか?
これも、嫌煙ブームに拍車をかけるだけかけて、
「喫煙者の健康の為」と言いつつ、
明らかに癌の原因と解っている排気ガス(ガソリン)やアルコールよりも税率が高くなるのは納得がいかない。

話は大分それてしまったが、
嗜みとして吸う煙草は、守らなければいけない文化であり、
守らなければいけないマナーなのだと思う。
シガレットであれ、煙管であれ、パイプであれ、守らなければいけないと思う。
喫煙者の周りの方々も、元々はそれほど煙草が嫌いではなかったと思う。
マナーを信じてくれる非喫煙者や子供達に迷惑をかけた代償が今回の増税だと思うのは、わたしだけだろうか?
今回は、刻み煙草の湿度管理と、メンソール小粋の話。

小粋の湿度管理をしておくと、丸める時に粉になってしまう事が余りない。
小粋は、世界で一番細くカットしてある煙草である。
乾燥してしまうと、丸める時に粉になってしまう。
その為、小粋の箱には、湿度管理の方法も書いてあるのだが、
(乾燥してきたら、コップと小粋が入る容器に、
コップに水を入れ、小粋と共に容器に入れ、一日程度密閉保管する)といった感じに。
だが、実際、一日も待っているのは愛煙家には堪らない。
と、言う事で、ここでパイプ用の保湿剤が出てくる。
タッパーや、ガラス容器(私は、100円ショップのタッパー)等に入れた刻み煙草を、
ある程度湿度管理してくれるという優れもの。(しかも53円だった(いつもの喫煙具屋))
保湿剤が乾燥してきたら、容器から出して、放置しておけば、湿気を吸い取って何度も使える。
保湿剤にローテーションをしてもらうべく、
2個のタッパー(ノーマル小粋とメンソール小粋用)&かます用(煙管と小粋を持ち歩く為の粋な道具)
の為に常に1個の保湿剤は待機してもらっている。
そうしていると、粉になる事は少なくなった。
(前は、小粋が乾燥してきたら、タッパーの中に一滴、水を入れていた)
そして、小粋は、湿度によって、味も変わってくる。
これもまた、粋な楽しみかも知れないので、湿度管理は、一概に、一定が良いとは言えない。
また、そうやって乾いていく味を楽しむのならば、煙管は毎回は掃除しない方が良い。
何故なら、掃除したばかりの煙管で、粉の小粋を吸うと、舌に小粋がへばりつく。
これは、幾ら煙草が好きでも、煙ではないので、よろしくない。
ある程度、吸ってから(煙管の中に、水分とタール、ニコチンがある状態)でこれを吸うと、
殆ど入ってこなくなる。
箱を開けてから、最後の粉まで吸うためには、この方法しかないと思う。
(湿度を保っていても、最後の方は、やはり、粉が残るので)
そして、掃除する頻度も、好みによって違ってくると思う。
何故ならば、煙管で吸う煙草は、一番茶、二番茶・・・とは違うが、
掃除してから、また、初めて使う煙管で吸い始めてから、吸う度に味が違うのだ。
毎回掃除すると一定の味で、何度か吸った煙管で吸う煙草は、次第にニコチンとタールの具合が違ってくる。
なので、人それぞれと思うのです。
最後の粉になった小粋まで吸いたいのならば、その時だけは掃除をしない事をお勧めします。

次は、メンソール小粋の話。
メンソール小粋を、試験的に試してみたが、見事、メンソールの小粋をひと箱分作ることに成功した。
煙管でメンソールの煙草を吸えると言う事だ。
どうやって作るかと言うと、メンソールの結晶(ハッカの結晶)が必要となる。
このハッカの結晶は、よく、ハッカパイプ(火は使わずに、メンソールの爽快感を口の中に広がらせるパイプ)
等によく使われていて、紙巻煙草のフィルターにこの結晶を挿し込み、火であぶり、メンソールを溶かして吸うと、
普通の煙草がメンソールに。
そして、メンソールの煙草がスーパーメンソールに。
と、結晶の説明書に書いてあった。
この結晶、小さなガラス瓶に入っていて、これまた小さなコルクの蓋で栓をしてある。
ガラス越しに覗くと、結晶というだけあって、とても綺麗だ。
水晶を細長くした感じ。
これを見た感じ、2mm四方くらいの結晶の欠片をあらかじめ用意しておいたタッパー等に入れ、
煙管の火皿の裏でつぶして粉にする。
形が残らないくらいに。
そうしてから、小粋を紙袋から出し、粉々になったメンソールの入っているタッパー等の密閉容器に入れる。
そして、小粋が粉にならないように気を付けて、メンソールの粉を小粋にまんべんなく染み込ませる?感じ。
こうして、メンソール小粋の出来上がりとなる。

だが、メンソール小粋は、なかなかきつい上に、吸いやすいので、どんどん吸ってしまう。
なので、最近は咳き込みがちになってしまったので、私はしばらくはメンソール小粋は遠慮しようと思う。

次回は「意外と少ない、煙管の副流煙」の話。

下に続くのは余談。
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煙管の魅力とはなんだろう?
時代劇で見た事があったり、
おじいさん、おばあさんに話を聞いたりした方も居るのではないだろうか?

以前、ベンチでキセルをくわえていると、
キセルが話題になり、
おじいさん、おばあさんと会話に「懐かしい」花が咲いた。
あるおじいさんの話によると、
おじいさんのお祖母さんが「椿」の葉っぱを丸めてキセル替わりにしていたそうな。
そう、キセルとは、今で言う「フィルター」なのだ。
火皿に詰めた刻みたばこ(刻み)に火が着いた状態で、
息をする程度に吸うと・・・。

紙巻たばこのフィルターは、普通、煙を濾(こ)した状態にする物の事。
フィルターでタールやニコチン(ヤニ)が濾されて、
マイルドになるというもの。

一方、キセルというフィルターは、キセルに(キセルの素材や長さに)よって、
自分好みのフィルターに出来る。
キセルというフィルターは、キセルを通して煙草の煙を吸う時に、
冷やされる事によって、キセルの管の内側に吸着される。
そして、吸口から出てくる頃には(キセルにもよるが)マイルドになっているというものだ。
刻みたばこは、現在「こいき」しかないが、
キセルによっては、味が天と地ほどに違う。

行き着けのたばこ屋、兼喫煙具屋のご主人(喫煙具アドバイザー)が言うには、
銀無垢が一番美味しいらしいが、わたしには、まだまだ手が届かないのが現実なので、
この魅力は説明できない。
だが、骨董品市で、銀無垢のキセルが安く売っている場合が最近は多いらしい。
実際、そうやって新品よりも十分の一の値段で銀無垢を手に入れた人の話をご主人に聞いた。
なんでも古いキセルは、羅宇(ラウ(ラオとも)キセルの火皿と吸口をつなぐ、竹で出来た管の事)が傷んでいるので、
修理に出すそうだ。
その値段を入れても、5000~6000円と聞いた。

また、以前、友人が詰まったキセルを直しているところを見ていたが、
(銀無垢のキセルではなかったが)
キセルの羅宇は、他の物でも代用がきくようで、
友人は、竹の筆を100円ショップで買ってきて、
それをカッターで削り、火皿(雁首(がんくび))と吸口にはめ込んでいた。
そうすると、骨董品市で値切ったとして、
1000円~2000円の銀無垢の火皿と吸口に、100円の筆と、カッターがあれば、
銀無垢のオリジナルのキセルが完成する。

思えば、一ヶ月(節煙して)10000円近く買っていた(増税前)セブンスターが、
掃除用のモール(針金に綿を巻いたもの)と「こいき」を10箱(1カートン?)買っても(増税後)
10000円の予算が6000円くらい余っている。
しかも、吸いたい放題。

次回は、湿度管理と試験的に試しているメンソール小粋のお話。
文化スモーカーこと、元紙巻タバコ(セブンスター)ヘビースモーカーだったわたくし、
たかゆき。
わたしが紙巻タバコの虜になったのは、十五歳の頃、とある施設に入院していた影響もある。
未成年者には、タバコは勧められない。
こんな煙草をこよなく愛してしまう大人になってはいけない。
当時、興味本位で始めた煙草。
この影響が嫌煙ブームのまっただ中。
世間様から嫌われ者になってしまうのは必至。
(これも、マナーを守らずに、吸殻をポイポイ何処でも捨てる人や、
最近では煙草の値上がりに伴い、窃盗事件や、強盗事件。万引きなどを引き起こしているのだから、
当然といえば当然。)
だが、マナーを守っている人までも巻き込む、今回の大幅増税にはいささか疑問が残る。
いつの間にか、暇つぶしに煙草を吸って、
肺炎になった時も、血痰が出ても煙草が止められなかった。

煙草は、ひとつの合法的な娯楽文化だと思う。
この世から煙草が無くなって欲しいと思う人も世間には沢山居る。
しかし、アメリカで、アルカポネの時代、アルコールを非合法とした時、
取り締まる側と密輸をする者たちとの間で、何人も死人が出るにも関わらず、
密輸は絶えなかったという。
非合法でない限り、煙草によっての税収はあり、
国の、地方の支えになっていることは確かだ。
煙草の税金は約64%は税金なのだから。
煙草増税したところで、税収は上がらない。
それどころか、増税するごとに税収は下がっている。

わたしは、そんな中、今回の増税案が去年出た頃から(ひと箱1000円になると言われていたので)
煙草大幅増税対策を練って来た。
わたしは、別にひと箱1000円になっても構わない。
煙草さえ無くならなければ。
そんな増税対策を見つけたからだ。

ここで、そのたばこ大幅増税対策を愛煙家の為に書いておこうと思う。

色々試した。
パイプ、水タバコ、両切りのゴールデンバット(旧三種たばこ)にフィルターを付けて吸ったりした。
しかし、どれもわたしには合わなかった。
そしてたどり着いたのが、刻み煙草。
髪の毛の太さと同じくらいにカットされた、どこか懐かしい香りのかなり贅沢な煙草。
最初は、安い短いキセルを試したが、
初心者には向かなかった。
熱くなるし、ヤニはすぐ溜まるし、味も結構キツイ。
20cmくらいの実用的なキセルに変えると、
味がもっと贅沢に感じられた。
煙管をくわえて、なんだか、紙巻タバコのイメージと違う、
古風で風流なたしなみに思えてしょうがなかった。
(火皿の方を上を向けて吸うと、ヤニがすぐに落ちてくる。
この格好つけた吸い方が語源の「脂下がる」という言葉が出来た。)
贅沢と言っても、今現在、この煙草はひと箱360円。
増税される前は330円。
60円の値上がりだ。
報道されている煙草の増税は、110円から140円と言われているが、
実際、360円のキセル用の刻み煙草が実在する。
しかも、この煙草、セブンスターのヘビースモーカーだったわたしが、
四六時中吸っても、3日でひと箱。
70年代までは国内産で「ききょう」という刻み煙草があったらしいが、
それは無くなり国内産の刻み煙草愛好家に氷河期が訪れた。
80年代半ば「小粋(JT正式名「こいき」)」が発売され、
今では、キセル用の刻み煙草としては、この「こいき」しかないという。
今回わたしが煙草大幅増税対策として打ち出した煙草は、
この「こいき」のことです。

タバコ屋のご主人に聞いて見ても(喫煙具アドバイザー)、
「こいき」とキセルが売れているという。
なんでもパチンコの「花の慶次」の影響があるという。
わたしはパチンコはしないのだが、
(煙草と酒はたしなみ程度(笑)ギャンブルと女遊びはしないという変わり者)
その花の慶次はきっと、魅力的な方なのだと想像する。

煙管の魅力については、後日、改めて書かせていただきます。
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