嗜好文化~煙草、時々酒~ 煙管の魅力
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煙管の魅力とはなんだろう?
時代劇で見た事があったり、
おじいさん、おばあさんに話を聞いたりした方も居るのではないだろうか?

以前、ベンチでキセルをくわえていると、
キセルが話題になり、
おじいさん、おばあさんと会話に「懐かしい」花が咲いた。
あるおじいさんの話によると、
おじいさんのお祖母さんが「椿」の葉っぱを丸めてキセル替わりにしていたそうな。
そう、キセルとは、今で言う「フィルター」なのだ。
火皿に詰めた刻みたばこ(刻み)に火が着いた状態で、
息をする程度に吸うと・・・。

紙巻たばこのフィルターは、普通、煙を濾(こ)した状態にする物の事。
フィルターでタールやニコチン(ヤニ)が濾されて、
マイルドになるというもの。

一方、キセルというフィルターは、キセルに(キセルの素材や長さに)よって、
自分好みのフィルターに出来る。
キセルというフィルターは、キセルを通して煙草の煙を吸う時に、
冷やされる事によって、キセルの管の内側に吸着される。
そして、吸口から出てくる頃には(キセルにもよるが)マイルドになっているというものだ。
刻みたばこは、現在「こいき」しかないが、
キセルによっては、味が天と地ほどに違う。

行き着けのたばこ屋、兼喫煙具屋のご主人(喫煙具アドバイザー)が言うには、
銀無垢が一番美味しいらしいが、わたしには、まだまだ手が届かないのが現実なので、
この魅力は説明できない。
だが、骨董品市で、銀無垢のキセルが安く売っている場合が最近は多いらしい。
実際、そうやって新品よりも十分の一の値段で銀無垢を手に入れた人の話をご主人に聞いた。
なんでも古いキセルは、羅宇(ラウ(ラオとも)キセルの火皿と吸口をつなぐ、竹で出来た管の事)が傷んでいるので、
修理に出すそうだ。
その値段を入れても、5000~6000円と聞いた。

また、以前、友人が詰まったキセルを直しているところを見ていたが、
(銀無垢のキセルではなかったが)
キセルの羅宇は、他の物でも代用がきくようで、
友人は、竹の筆を100円ショップで買ってきて、
それをカッターで削り、火皿(雁首(がんくび))と吸口にはめ込んでいた。
そうすると、骨董品市で値切ったとして、
1000円~2000円の銀無垢の火皿と吸口に、100円の筆と、カッターがあれば、
銀無垢のオリジナルのキセルが完成する。

思えば、一ヶ月(節煙して)10000円近く買っていた(増税前)セブンスターが、
掃除用のモール(針金に綿を巻いたもの)と「こいき」を10箱(1カートン?)買っても(増税後)
10000円の予算が6000円くらい余っている。
しかも、吸いたい放題。

次回は、湿度管理と試験的に試しているメンソール小粋のお話。
文化スモーカーこと、元紙巻タバコ(セブンスター)ヘビースモーカーだったわたくし、
たかゆき。
わたしが紙巻タバコの虜になったのは、十五歳の頃、とある施設に入院していた影響もある。
未成年者には、タバコは勧められない。
こんな煙草をこよなく愛してしまう大人になってはいけない。
当時、興味本位で始めた煙草。
この影響が嫌煙ブームのまっただ中。
世間様から嫌われ者になってしまうのは必至。
(これも、マナーを守らずに、吸殻をポイポイ何処でも捨てる人や、
最近では煙草の値上がりに伴い、窃盗事件や、強盗事件。万引きなどを引き起こしているのだから、
当然といえば当然。)
だが、マナーを守っている人までも巻き込む、今回の大幅増税にはいささか疑問が残る。
いつの間にか、暇つぶしに煙草を吸って、
肺炎になった時も、血痰が出ても煙草が止められなかった。

煙草は、ひとつの合法的な娯楽文化だと思う。
この世から煙草が無くなって欲しいと思う人も世間には沢山居る。
しかし、アメリカで、アルカポネの時代、アルコールを非合法とした時、
取り締まる側と密輸をする者たちとの間で、何人も死人が出るにも関わらず、
密輸は絶えなかったという。
非合法でない限り、煙草によっての税収はあり、
国の、地方の支えになっていることは確かだ。
煙草の税金は約64%は税金なのだから。
煙草増税したところで、税収は上がらない。
それどころか、増税するごとに税収は下がっている。

わたしは、そんな中、今回の増税案が去年出た頃から(ひと箱1000円になると言われていたので)
煙草大幅増税対策を練って来た。
わたしは、別にひと箱1000円になっても構わない。
煙草さえ無くならなければ。
そんな増税対策を見つけたからだ。

ここで、そのたばこ大幅増税対策を愛煙家の為に書いておこうと思う。

色々試した。
パイプ、水タバコ、両切りのゴールデンバット(旧三種たばこ)にフィルターを付けて吸ったりした。
しかし、どれもわたしには合わなかった。
そしてたどり着いたのが、刻み煙草。
髪の毛の太さと同じくらいにカットされた、どこか懐かしい香りのかなり贅沢な煙草。
最初は、安い短いキセルを試したが、
初心者には向かなかった。
熱くなるし、ヤニはすぐ溜まるし、味も結構キツイ。
20cmくらいの実用的なキセルに変えると、
味がもっと贅沢に感じられた。
煙管をくわえて、なんだか、紙巻タバコのイメージと違う、
古風で風流なたしなみに思えてしょうがなかった。
(火皿の方を上を向けて吸うと、ヤニがすぐに落ちてくる。
この格好つけた吸い方が語源の「脂下がる」という言葉が出来た。)
贅沢と言っても、今現在、この煙草はひと箱360円。
増税される前は330円。
60円の値上がりだ。
報道されている煙草の増税は、110円から140円と言われているが、
実際、360円のキセル用の刻み煙草が実在する。
しかも、この煙草、セブンスターのヘビースモーカーだったわたしが、
四六時中吸っても、3日でひと箱。
70年代までは国内産で「ききょう」という刻み煙草があったらしいが、
それは無くなり国内産の刻み煙草愛好家に氷河期が訪れた。
80年代半ば「小粋(JT正式名「こいき」)」が発売され、
今では、キセル用の刻み煙草としては、この「こいき」しかないという。
今回わたしが煙草大幅増税対策として打ち出した煙草は、
この「こいき」のことです。

タバコ屋のご主人に聞いて見ても(喫煙具アドバイザー)、
「こいき」とキセルが売れているという。
なんでもパチンコの「花の慶次」の影響があるという。
わたしはパチンコはしないのだが、
(煙草と酒はたしなみ程度(笑)ギャンブルと女遊びはしないという変わり者)
その花の慶次はきっと、魅力的な方なのだと想像する。

煙管の魅力については、後日、改めて書かせていただきます。
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